FC2ブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://mitanidc.blog82.fc2.com/tb.php/54-f5441a78

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

「鬼手仏心」という言葉をご存じですか?

いつもお話していることですが、

当院では「確実に」治療結果を出すことを重視しております。

例えば…

・ むし歯や歯ぐきの痛みを確実にとる

・ むし歯になった部分を確実に取り、穴を確実につめる

・ 歯石や歯のよごれを確実にとる

・ 噛めない状態を確実に噛めるようにしていく

…などです。


“おいおい、アタリマエやろ!"


するどいツッコミ、ありがとうございます。

そうですよね、胸を張っていうことじゃありません。

当たり前のことなんですから。


でもですねぇ…これらを「確実に実践する」には

患者さんにとっては、ちょっとハードルが高いんです。


簡単な例でお話しましょう。


当院では歯石をとるときには麻酔をします。

すると患者さんは「えぇ?歯石をとるときに麻酔をするの?」

とおっしゃる方が非常に多いですし、なかには

嫌がられる方もおられます。その場合には

歯周病が初期から中期に進むにつれてポケットが深くなり、

器具を深く入れて歯石をとるのですが、その際に痛みがあると

歯石がとりきれないので、当院では麻酔をさせて

いただいているのです
」とご説明しております。

確実に結果を出すためには「麻酔をしないといけない」わけです。


つまりどんな治療においても、確実な治療結果を得るためには

「ここまでやらないと好ましい結果が得られない」

という基準(歯科医によって微妙に違います…)が存在します。


良い結果を得ようとするならば、「麻酔をする」などの

「少ししんどい治療ステップ」はどうしても避けるわけには

いかない
のです。それらは好ましい結果を得るために

経なければならない大切なステップだから
なんです。


ただ常々こう思っている私ですが、

患者さんに「しんどい治療」を強いるときや、

患者さんに治療の理解が得られないときは、

やはりこころが折れそうになったりします


ときには自分が楽な(でも患者さんには出口のない)治療を

選択しそうになったりもします。


そんなとき、私にはこころを支える「ことば」があります。

「鬼手仏心」といいます。

鬼の面


これは仏教のことばで、辞書によると、

外科手術は体を切り開き鬼のように残酷に見えるが、

患者を救いたい仏のような慈悲心に基づいているということ

(岩波書店「広辞苑」)だそうです。


弥勒菩薩半跏思惟像


患者さんに症状や治療をご説明をしているとき、

また歯を削ったり、神経をとったり、また抜いたり、

さらに歯ぐきの手術を行っているときなど、

まさに自分が凹みそうなときにはどんなときでも、

「鬼手仏心」が私を奮い立たせるため、

私のこころに舞い降りてきて


相田みつを風に(^▽^;)こう言うのです。


「なにもいたぁいことさせたくて、

かんじゃさんをちりょうしてるんとちゃうで!

もうにどとかんじゃさんにつらいめぇしてほしないと

ほんきでおもてるからこそ、ここまでやらなあかんのや」





(三谷 徹/ToruMit@ni)




スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://mitanidc.blog82.fc2.com/tb.php/54-f5441a78

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。