FC2ブログ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://mitanidc.blog82.fc2.com/tb.php/48-0721053d

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

歯周病が「治っているみたい」…?

歯周病の患者さん_1

この方は50代の男性。

「他の歯医者で、歯周病だから抜かないといけないって

言われたんだけど…」と当院にお見えになりました。曰く、

最近腫れてないから、今は治ってるみたい。

だから抜かずになんとかなりませんか?」


上の写真に写っているの4本は左上の奥歯ですが、

その4本全体がつながっていながら、少し力をかけると動いている状態。

もちろん固いものはかめないし、ときどき腫れてウミが出るとのことでした。


典型的な歯周病の末期の状態です。


ところがご自身に痛みなどの自覚症状があまりないので、

この方も歯を残せるのではとお考えでした。

ただ、ここまでになると歯を残すのは難しくなります。


歯医者の治療では、「症状が出ていない状態」を指して、

「治っている」という言葉を習慣的に使う場合があります。

たとえば「むし歯治った!」とは言いますが、むし歯の穴が

自然にふさがって元通りになったわけではありません


プラスチックなどの人工物で置き換えたことを

「治った」と言っているのです。


歯周病でも「症状が出ていない=治っている」と思われがちなのですが、、

もしこのまま歯を残して歯石とりや抗生物質などの対症療法を行っても

周期的に症状は出ますし、歯周病は徐々に悪化していきます


まさに出口のない迷路をぐるぐる回っているようなものです。

今ある健全な歯までダメになってくるような場合も珍しくありません。


ともかくこの方は、前の歯医者の診断(抜歯)にはご不満で

転医(お医者さんをかわること)されてきたのですが、

私の診断も前医と同じで「残すことはできない」とお伝えいたしました。


患者さんはしばらくお考えのご様子でお帰りになられましたが、

つぎのご予約以降、当院にお見えになることはありませんでした。


もう2年以上前のお話です。


今でも同じ様な症状の患者さんが来られると、

ときどきこの方のことを思い出します。

どうされておられるか、少し気になったりします。



(三谷 徹/ToruMit@ni)




スポンサーサイト
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
http://mitanidc.blog82.fc2.com/tb.php/48-0721053d

トラックバック

コメント

コメントの投稿

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。