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痛くない麻酔は、少しの工夫と気配りで

みなさんは歯医者さんで

いちばんイヤなことってなんですか?


・・・やっぱり「痛い」こと?


ですよねぇ…ヤッパリ。

「歯医者ってだぁいっ嫌いなんです。だって痛いから」って

面と向かっておっしゃる患者さん、ときどきおられますからねぇ。


まぁこう言われると、小心者の私としては、

「そ、そうなんですかぁ(^_^;)?」とドキっとして、

ビクビクしながら治療することになったりします。


それにしても、ねぇ。

「お寿司って大嫌いなんです」ってお寿司屋さんで

大将に言わはりますぅ?


ってボヤきつつ…。


ともかく、今回お話したいのは

痛いというのは「治療が痛い」というのではなく

痛くない治療をするための麻酔が痛いということ。


つまり麻酔がしっかり効いていたら、まったく痛みは感じないんです。


もちろん麻酔が効いた部分って、触れられた感じは残ります。

例えるならちょうど「正座して足がしびれた!」という感じ。


ありますよね?法事とかで。

しびれている足のつま先をツネられても

痛くはないけど触られてるというあの感覚です。


そこで、痛くないように麻酔するにはどうするか?ってことになるのですが、

そのコツをいくつかご披露いたしましょう。


① 最も細い極細注射針を使います。

    現在市販されている最細の歯科用麻酔針は33G

    (33ゲージ=0.2mm)で、それを使います。

    細ければ細いほど痛みは少ないです。

② 初めに針を刺す部分に麻酔の塗り薬(表面麻酔)をたっぷり塗ります。

    当院では、必ず先にこの塗る麻酔をします。味も各種あって

    ミント、ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、
   
    バブルガムなど数種類、その日のご希望で十分に塗ります。

③ 麻酔薬を温めておきます。

    冬場に治療器具などは冷たくなっている場合など、

    カートリッジの麻酔薬を体温と同じぐらいの温度にしておくと

    痛みが軽減されます。

④ 歯ぐきの痛みを感じにくいところから麻酔します。

    表面麻酔をおいた歯ぐきとほっぺたの境目あたりの粘膜は

    組織が粗になっている(簡単に言うとすき間がある)ので,

    痛みを感じにくいところなので、そこから麻酔(浸潤麻酔)

    していきます。

⑤ 時間をかけてゆっくりと麻酔をします。

    カートリッジ1本(1.8ml)を約1分間かけて麻酔するのが
  
    目安だそうで、当院でもそう心がけています。

    このとき患者さんは早く針を抜いて欲しい
  
    (実は歯医者もそうしてあげたい)のですが、

    細い針の先から短時間で麻酔液を注入したら強圧になって、

    かえって痛みが出てしまうから、ここはじっと我慢です。

    このとき針先をゴソゴソ動かすと痛みの原因になりますので

    しっかり注射筒を保持して動かないようにします。 


以上の5項目、どれも大切なのですが

最後の「ゆっくり時間をかける」のが
一番ポイント
だと思います。


痛みを感じる「痛点(つうてん)」という部分を

うまくいけば、患者さんがまったく痛みを感じることなく

麻酔ができるときも(ときどき)あります。


電動式麻酔器や

オーラスター


針のない強圧噴霧式の麻酔器

シリジェクト


なども市販されていますが、私がいろいろ試したところでは

いずれの方法でも、やはり最初は軽くつねられた程度の

違和感(=痛み?)を感じられるようです。


だからこのようなイメージは過去のものだと思ってください。

Dental Anesthesia_3


なにごとも少しの手間とちょっとした気配りが大切なんですね。



(三谷 徹/ToruMit@ni)


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